おせち料理など、お祝いの料理には吉兆を願ったり縁起を担いだ食材が使われます。
古くからめでたいときに食べられていたものもありますが、ダジャレのような言葉遊びのものもあります。これは庶民も食を楽しむようになった江戸時代に広まったもののようです。

1.鯛(たい)

「めでたい」の語呂合わせからお祝い料理に使われているとされていますが、それだけではありません。
神様が好む色、邪気を祓う色とされている赤で、姿が堂々としていて味も優れていることから古くから魚の王様として珍重されてきました。
お祝いの食材として庶民に普及したのは江戸時代。
お祝い料理は見た目も大切にしますので、尾と頭がついた「尾頭(おかしら)付き」が縁起が良いとされています。

 カテゴリ

 タグ